体操の指導者あるある【幼児に伝わらない時のコツを教えます】
こんにちは😃
笑顔になれるまさき体操クラブまさき先生だよ👨🏫
いきなりですが、幼児の子どもに運動を教えていて伝わらないって経験ありませんか?
うーん。なんて伝えればいいんだろぅ〜
そんな時には⁉
今回は、運動を教える時のコツを説明していこうと思います♫
新人の先生や保護者の方必見です‼️
1.運動を分解してみよう
さて、いきなり質問です。貴方は幼児に逆上がりを教える体操の先生です。
まず最初に何を教えますか❓
ヒント相手は幼児3〜6歳です…お母ちゃんのお腹から産まれて片手で数えれます。
イメージできましたか^_^
今、貴方が考えてみた内容は絶対に間違いではありませんよ^_^
※指導に不正解はありますが正解はない♫僕の中の考えです。
では、貴方が腕を曲げ、足をチョキにさせて蹴り上げ、お腹を乗せる‼️と考えたとしましょう。
逆上がり練習の時にいきなりその説明をして納得する子どもって何人居ると思いますか?
これで、子どもが納得してくれたら貴方の指導は本当に素晴らしいものです❤️説明の仕方が上手なはずです♫
でも、出来ない😭わからない😭やりたくない😭
が出た時には、必ず違う方法を探すべきです。※後ほど理由を説明しますね^_^
その時に必要な能力というのが分解して教える力です😊
全体的な事を一度に伝えるよりもポイントを絞り教える方が子どもの理解も早く、段階的な指導が出来るようになります♫
では?分解をどの様にするのかコツを教えていきますね!
・運動の基本動作から選ぶ
運動の基本動作を調べると理解しやすいです。
歩く、走る、飛ぶ、しゃがむ、伏せる、ひっぱる、押す、伸ばす、曲げる、投げる、ぶら下がる…
これらが複合して多種多様な運動となります。
では、逆上がりに必要な基本動作を一緒に考えてみましょう♫
・引きつける・ぶら下がる・回る・足を上げるなど
この動作を逆上がりをする前に選び導入に入れることで無理なく分かりやすく教える事ができます♫
例えば、引きつける大根抜きゲームをしよう。腕を曲げて引っこ抜かれないようにね^ ^
ぶら下がる時に足で拍手をしてみよう。足が上がると凄いねぇ^ ^
足抜きまわりしてみよう。回る時はお尻をあげてね^ ^
仮面ライダーのキックしてみよう。仮面ライダーのキックって速いよね^ ^
こんなゲームの後に逆上がりの説明をする方が子どもはストレス無くすんなり聞き入れてくれると思いませんか^ ^笑笑
家でもしてみてね〜って言えばお家でアウトプットしてくれると思いませんか?逆上がりより難易度が低く、保護者と子どもの関係も良くなると思いませんか❓
分解して提供できれば楽になると思います‼️信じるか信じないかは、貴方次第です😊笑
2.動作を言葉にさせる
人間は、インプットした事をアウトプットして物事をおぼえていきます。
先ほどもアウトプットと言う言葉を使いましたが運動遊びなんかで言うと、楽しいと思った子どもが自ら進んで何度もやってくれるので能力も勝手に上がっていくものですよね^ ^
一回遊んだくらいじゃ身につかない♫
覚えた運動や運動遊びを繰り返す子ほどめちゃくちゃ上手になります。そう考えると安田式って面白く感じます🤣
しかし、この繰り返す運動こそが我々、幼児の体操で最大の敵なんです😭💦
なぜなら、そもそも運動が苦手な子が習いに来てくれる事が多いから。
その子達からすると…できない😭わからない😭やりたくない😭
できない事を繰り返しやっても楽しくない…
嫌な事を繰り返しさせられ嫌な気持ちになる…
結果、ヤル気になれない
そう。
子どもは、脳がストレス状態になると身体が硬直状態になり言葉の意味を理解できなくなったりします。
子どもが泣いてる時は、何言っても答えなかったり動かなくなる経験ありませんか?
それは、人間の脳にとっては、ごく当たり前の現象なのです。
もしそうなった時はその子が落ち着いてから話すのがベストですよ😊
だから何をすべきか❓
苦手と思わせなければ良いんです♫興味を変えれば何ら問題ありません‼️
もう何となく分かりませんか笑笑
技では無く❗️動作を復唱させるんです♫もしくは、部位を復唱されます。
そして、
復唱した事を発揮していると認識させるんです♫
昔、後輩の溝くんって子がマットの前まわりで面白い教え方をしてました‼️
溝くん手をマットに着いた後に何処を見るの?!
子どもおへそ?うしろ?
溝くん違う違う!オヘーーーーソーーーーーーーーー
子ども?!?!?!え?!なんだそれ?
溝くん皆んなどこ見るの?
子どもオヘーーーーーーーーそーーーーーーー笑笑
なんと、この後の体操教室では全員が前まわりでおへそを見ながらできるようになりした…笑笑
それだけで?って思いますよね^ ^
それだけで子どもの興味を引いておへそって何処にあるのか気にするようになり
前まわりはおへそを見ながらするもんだと覚えちゃったんです笑笑
楽しい気持ちでインプットした事をアウトプットする。
これは、新しいですね^_^面白い🤣
これをしろとは言いません。
この復唱させるという事は、動きと脳とを結びつけるのです^ ^
良くダンスや音楽の練習なんかで動物や食べ物の名前を使うのと一緒の様な気がします♫
復唱させる練習方法は、インプットした後にすぐアウトプットしやすいので覚えるスピードは格段に速いですよ〜♫
是非、取り入れてみては如何でしょうか😊
3. 2段階レベルを落とした運動を提供する
子どもは、できないと思った瞬間にヤル気を無くします。
ストレスから脳の働きにより判断力も鈍らせます。
貴方はそれでも、無理やりやらせますか?
子ども自身が覚えたい!!と思っていれば多少は大丈夫だと思います🙆♂️でも、それほどでも無い…と思っている時はストレス状態から緊張したり判断力が鈍っているためオススメしません。
やる気のない状態での技の練習は怪我に繋がる場合もあります💦
⭐️ヤル気が無い時の目安⭐️
子どものため息🧒
はぁ…
これは、昔説明したフロー理論で説明できますが、
難しすぎると不安になる。
泣いちゃう、動けない
簡単すぎると退屈になる。
ため息、ボーッとなる
違う事をする。
どちらでもなく、熱中に運動ができちゃうのがフロー状態です😊
ため息なんて出ません😅
疲れず永遠と遊んでくれるゾーンですね♫
適度に集中し、怪我もしなくなりますよ‼️
僕は、わざと2段階レベルを落とします。笑
例えば側転🤸♂️
幼児にいきなり足を上げて広げて回れなんて言いません^ ^
僕は、側転をする前に倒立を軽く姿勢や形を教えます。
そして倒立をする前に足を片足伸ばしてあげる事を教えます。
↑これですね^ ^誰でも出来る内容で怪我もしない。側転の基本動作と体重の移動を体験できる。上手い子どもには軽くジャンプ、分からない子でも足を広げる練習をさせれる。
皆んなが同じ練習で個別に指導出来る事が重要です♫
保護者目線で言えば、側転教えたいのに💦って思うかもしれませんが
逆にインプットした事を掘り出して欲しいと思います^ ^
側転するには足をどうしたら良いの?って聞いて足を開くんだよって言われればそれなら一緒に開脚のストレッチしようか^ ^
足を上に上げるんだよって言われれば足を上げるトレーニング教えてよって言いながらやってみるなど、相手にアウトプットさせるようにしてみましょう😊
皆さんどうでしたか?
1.運動を分解させよう
2.動作を言葉にさせる
3.2段階レベルを落とした運動
の3つを説明しました^ ^わかりやすく説明したのですがまさき先生なりの解釈です💦詳しい理論などは自分で調べ
てくださいね😭
もっと詳しく知りたいと思った時は、現場を直接見る事が大事です。
新人は、一度見て納得しちゃうから注意💦
体操の指導をしてる仲間や先生の言葉を聞いてもっとヒントを探りましょう♫
幼児に対してどのような言葉を使っているのか見るとその先生のポテンシャルを見る事ができるでしょう^_^
それでも分かんない時は電話で直接、問い合わせくださいね❤️
最後に
最初に少し伝えましたが、
僕はいつも思っています。指導に不正解はあるが正解はない。です。
間違った指導はダメだけど、絶対にその指導をしなければいけないと型にはめてしまうにはまだ早い…
今、新しい技術と情報が溢れています。その子に合った指導は多種多様であり、状況によって異なります。
だからこそ、その子にとって正解は無いんだけども正解を探って行って欲しいです😊そうすると、貴方流の指導となりますよ♫
今回の話を聞いて、皆んなが考えるきっかけとなり貴方流の指導が見つかると良いですね😊
本当に長くなりましたが最後まで見てくれてありがとうございました‼️
それでは、お仕事行ってきます🤩
またね👋